赤坂・赤坂見附の歯医者・矯正歯科「赤坂B&S歯科・矯正歯科」です。
「マウスピース矯正とワイヤー矯正は、治療期間も仕上がりもほとんど変わらない」と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これまでに報告されている研究では、症例の難易度や歯の動かし方によって、両者の特徴や適応が異なる可能性が示されています。
今回の動画では、マウスピース矯正とワイヤー矯正について、治療期間や仕上がりだけでなく、抜歯の有無、痛みやQOL(生活の質)、歯根吸収、開咬などの難症例への対応といった複数の視点から解説しています。
※ご紹介する研究結果は、すべての患者様に同じように当てはまるものではありません。実際の治療方法は、歯並びや噛み合わせ、骨格、抜歯の必要性などを確認したうえで判断する必要があります。
マウスピース矯正とワイヤー矯正を比較する5つのポイント
1.軽度~中等度の比較的シンプルな症例
動画で紹介している研究では、軽度から中等度の比較的シンプルな非抜歯症例について、マウスピース矯正とワイヤー矯正の歯並びの評価や治療期間に、明確な差が認められなかったとする報告があります。
一方で、これらの研究についてはエビデンスの質に限界があるものもあり、「どのような症例でも両者に差がない」と結論づけられるものではありません。
2.抜歯が必要な症例
歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要となる症例では、より大きな歯の移動や、歯の根の向きを含めた細かなコントロールが必要になる場合があります。
動画で紹介している研究では、抜歯を伴う症例について、噛み合わせの接触や歯の移動のコントロールなど、一部の評価項目でワイヤー矯正が有利となる可能性が報告されています。
そのため、抜歯が必要と診断された場合には、見た目や装置の使いやすさだけでなく、どのような歯の移動が必要なのかを踏まえて装置を検討することが大切です。
3.痛み・歯周組織・QOL(生活の質)
マウスピース矯正とワイヤー矯正では、治療中の痛みや日常生活への影響についても比較されています。
動画で紹介している研究では、治療開始直後の痛みについてマウスピース矯正の方が少ない傾向や、治療中のQOLが保たれやすい可能性が報告されています。
ただし、その差は治療が進むにつれて小さくなり、治療終了時には大きな差がみられなくなるという報告もあります。
また、歯ぐきなどの歯周組織への影響についても研究されていますが、患者様のお口の状態や清掃状況などによって結果は異なります。
4.歯根吸収について
矯正治療では、歯を動かす過程で歯の根がわずかに短くなる「歯根吸収」が起こることがあります。
動画で紹介している研究の中には、マウスピース矯正の方が歯根吸収が少ない傾向を示したものもあります。
ただし、現時点では研究数が限られているため、マウスピース矯正であれば歯根吸収を防げるという意味ではありません。治療中は必要に応じて画像検査などで歯や歯根の状態を確認することが重要です。
5.開咬など複雑な歯の移動が必要な症例
前歯が噛み合わない「開咬」などの症例でも、マウスピース矯正による治療が検討される場合があります。
一方で、奥歯を沈み込ませるような複雑な歯の移動が必要な場合には、ワイヤー矯正に加えて歯科矯正用アンカースクリューなどの補助的な方法を組み合わせることが検討されるケースもあります。
装置の種類だけで判断するのではなく、目標とする歯の動きを実現するために、どのような治療方法や補助装置が必要なのかを確認することが大切です。
「どちらが優れているか」ではなく、症例に合っているかが重要です
マウスピース矯正とワイヤー矯正は、それぞれに特徴があります。
- 歯並びの状態や症例の難易度
- 抜歯が必要かどうか
- 必要となる歯の移動量や方向
- 噛み合わせの状態
- 治療中の痛みや生活への影響
- 補助的な装置や治療方法が必要かどうか
これらを総合的に確認したうえで、ご自身の状態に合った方法を検討することが重要です。
矯正装置を選ぶ際に確認したい3つのポイント
マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらを選ぶか迷っている場合には、カウンセリングの際に次のような点を確認してみてください。
- 自分の症例では抜歯が必要なのか、その理由は何か
- マウスピース矯正を選択した場合、噛み合わせをどのように整えていく予定なのか
- 開咬や奥歯の移動などが必要な場合、歯科矯正用アンカースクリューなどの補助的な方法を使用する可能性があるのか
赤坂B&S歯科・矯正歯科では、患者様の歯並びや噛み合わせ、お口の状態を確認したうえで、治療方法についてご説明しています。
マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらがご自身に合っているのか気になる方は、お気軽にご相談ください。
動画では、それぞれの研究内容についてより詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
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監修者
近藤 光 | Kondo Hikaru
東京歯科大学卒業後、医療法人社団歯友会赤羽歯科に勤務し、その後、池袋診療所をはじめとする複数の歯科医院で経験を積み、フリーランス矯正歯科医として活動を開始。
その後、カメアリデンタル、デンタルクリニックピュア恵比寿、茅ヶ崎アルカディア歯科・矯正歯科、フォルテはにゅうモール歯科、舞浜マーメイド歯科など、多くの歯科医院で勤務を重ね、2023年12月赤坂B&S歯科・矯正歯科 開院。
【所属】
- 日本顎咬合学会
- 日本審美歯科学会
- 日本成人矯正歯科学会
- 日本舌側矯正歯科学会
- 日本メタルフリー学会
- 日本接着歯科学会
- 日本アライナー矯正研究会
- 日本顎顔面美容医療協会 認定医
- ICOI(国際口腔インプラント学会)
- 日本一般臨床矯正研究会
- OTEXE
- インディアナ大学歯学部矯正科認定医
【略歴】
- 東京歯科大学 卒業
- 医療法人社団歯友会赤羽歯科
- 同法人池袋診療所 入局
- 医療法人スマイルコンセプト
- 高田歯科インプラントセンター
- しんみ歯科
- 医療法人社団優綾会カメアリデンタル 矯正歯科担当医
- デンタルクリニックピュア恵比寿 矯正歯科担当医
- 医療法人社団角理会 茅ヶ崎アルカディア歯科・矯正歯科 矯正歯科担当医
- 医療法人恵優会フォルテはにゅうモール歯科 矯正歯科担当医
- 舞浜マーメイド歯科 矯正歯科担当医
- 医療法人恵優会かすかべモール歯科 矯正歯科担当医
- レフィーノデンタルクリニック 矯正歯科担当医
- 医療法人社団カムイ会柏なかよし矯正歯科・小児歯科 矯正歯科担当医
- 赤坂B&S歯科・矯正歯科院長
赤坂の歯医者・矯正歯科
『赤坂B&S歯科・矯正歯科』
住所:東京都港区赤坂3-2-2 日総第24ビル1・2F
TEL:03-5544-9426
